こんにちは。ふゆこです。
皆さんはシャンプーやトリートメントの詰め替えが面倒、ボトルを洗うのが面倒、と思ったことはありませんか?
私も詰め替えパックをボトルに移し替えて使っていましたが、移し替える前にも洗ったりする手間があるので、この作業が嫌で仕方がありませんでした。
しかし、この手間をまるっと省ける画期的なアイテムがあるのです。
その名も「詰め替えそのまま」。
購入してから1年半が経ちますが、便利すぎて、もはや手離せないアイテムとなっています。
この記事では、家事の手間を減らしてくれる「詰め替えそのまま」についてご紹介しています。
あわせてデメリットもお伝えしますので、購入を考えている方はぜひ参考になさってください。
詰め替えそのままとは?
「詰め替えそのまま」とはずばり、シャンプーやトリートメント、ボディーソープなどの詰替パックを、そのままぶら下げて使うためのアイテムです。
市販されているシャンプーなどの詰替え用パックに、「詰め替えそのまま」のポンプとフックを取り付け、浴室内のタオルバーなどに吊り下げて使います。
このような感じ。
公式サイトによると、市販されているほとんどの詰め替えパックに使用できるとのこと。
シャンプーなどは時々違うものを使ってみたくなると思いますが、そのような時も、パックの形状を気にせず買うことができるので安心ですね。
※ただし、詰め替えパックの注ぎ口の部分が凸凹しているタイプには使用できないのでご注意ください。
「詰め替えそのまま」のメリット
「詰め替えそのまま」には詰め替える手間を省く他にも、メリットがたくさんあります。
ここからはそれらのメリットについて解説していきます。
ボトルなどに詰め替える手間が省ける
商品名の通り、詰め替えパックをそのまま使うので、「ボトルなどに詰め替える手間が省ける」ことが一番のメリットです。
ボトルに詰め替える場合、ボトルを洗って乾かす → 詰め替えパックの中身をボトルに移し替える、といった手間がでてきますよね。
でも、「詰め替えそのまま」なら、パックの端っこを切り、その切り口にポンプを入れ込み、パチンとはめるだけなのです。
使い方が分かれば、ほんの1分程度で交換終了。この楽ちんさを味わってしまうと、もうボトルには戻れません。
中身が最後まで使い切れる
ボトルの場合、中身が減ってポンプから出にくくなっても、ボトルの中には少し残っていますよね。
そのような時、みなさんはどうしていますか?
私はポンプを外して中の残りを使い、最後はお湯を入れてポンプの中もできるだけ使い切ろうと頑張っていました。
でも、「詰め替えそのまま」なら、そのような涙ぐましい努力をしなくても最後まで使い切れるのです。
パックをぶら下げることによって、重力で自然と中身が下がってくるので、本当に最後の最後まできれいに使い切れます。
初めて使った時は、「こんなにきれいに使いきれるなんて!」と、感動しました。
掃除が楽になる
ボトルを浴室に置いておくと、底のぬめりが気になりますよね。
でも、「詰め替えそのまま」はぶら下げる収納なので、底にぬめりがつくことはありません。
また、お風呂掃除のときにボトルをどかしたりする必要もないので、掃除がぐんと楽になります。
ぬめりともおさらばできて、掃除も楽になる。
一石二鳥です。
適量をワンプッシュで出せる
ボトルの場合、ワンプッシュの量が多くて出しすぎてしまうことはありませんか?
でも、「詰め替えそのまま」なら、ちょうど良い量が出てくるのです。
抽出量が異なる2つのタイプの商品があるので、髪の長さに応じて選ぶのがポイントです。
その2つの商品とは、「スタンダード」と「ミニ」。
どちらを買ったらいいの?と迷ってしまうと思うので、ここからは、商品の選び方について解説していきます。
タンダードとミニの違い。どっちを使う?
スタンダードとミニの違う点は次の2つです。
1.1回の抽出量
2.ホルダーの形
ホルダーとは、詰め替えパックをぶら下げるフックのことです。
では、抽出量の違いとホルダーの形の違いについて詳しく見ていきましょう。
1回の抽出量
スタンダードとミニの違いの一つは、ワンプッシュで出せる量です。
公式サイトでは次のような説明がありました。
スタンダード:6~8ml
ミニ:3~4ml
数字だけ見ても、どれくらいの量なのか分かりませんね…。
結論から言うと、髪が長め、シャンプーを多めに使いたい場合はスタンダード。
ショートヘアや小さなお子さん向けには、ミニがちょうど良いでしょう。
公式Twitterが参考になるので、こちらもご覧ください。
家族で使う量が違う場合は、次のような観点で選んでみてはいかがでしょうか。
■髪が長い家族が多数派
スタンダードを購入し、髪が短い家族は出す量をひかえめにする。
スタンダードは1回の抽出量は多いのですが、プッシュする力を弱めることで、抽出量を減らすことができます。
■髪が短い家族が多い
■節約したい
ミニを購入し、髪が長い家族は2回プッシュするなど、使用量を調節する。
ミニは抽出量は少ないものの「出しすぎを防ぐ」というメリットがあるので、節約志向の人にもおすすめです。
我が家は夫、私(ショートボブ)、小学生の息子と短髪が多数派なので、ミニを使っています。
しかし、私がロングヘアだったとしても、おそらくミニを使っているでしょう。
なぜなら、小学生男子に、「ポンプは弱く押して。出す量は少なめに。」と言っても、おそらくやらないだろうと思ったからです。
ホルダーの形(詰め替えパックの固定方法)
ホルダーは、詰め替えパックをぶらさげる「フック」の部分です。
スタンダードとミニでは、このホルダーの形に違いがあります。(写真はミニ)
スタンダードは、ギザギザのローラーでパックを挟んで固定。
ミニは針をパックに刺して固定します。
公式Twitterで違いが紹介されているので、見てみましょう。
スタンダードはローラーで挟んでいるだけなので、強く引っ張るとずれてしまうことがあるようです。
一方、ミニは針で挟んで固定しているので、ずれる心配はありません。
スタンダードを使いたいけれどホルダーはミニの方がいいのにな、と思われた方、ご安心ください。
「詰め替えそのまま」はパーツが単品で販売されています。
ホルダーとポンプをバラで購入して、組み合わせることもできますよ。
「詰め替えそのまま」のデメリット
「詰め替えそのまま」はメリットが多いですが、ここでデメリットにも触れておきます。
初期費用がかかる
シャンプー、トリートメント、ボディーソープの3つを揃えると、それなりのお値段がします。
あらためて価格を見てみると、ミニの場合、3個セットで約3,300円。
スタンダードでは3個セットで約4,000円です。(2023年8月現在)
100均でもおしゃれな詰め替え用のボトルが売っているので、比べるとかなり高価に感じてしまいますね。
でも、詰め替える手間や時間が省けますので、タイムパフォーマンスは抜群です。
それに加えて、掃除が楽になるといったメリットも考えると、価格以上の価値はあるでしょう。
私が購入したのは1年以上前ですが、いまだに買い替えることなく使い続けられています。
また、ポンプ部分はいずれ劣化してくると思いますが、そのような場合でもポンプだけ単品で購入することが可能です。
パッケージが丸見え
詰め替え用のパックをそのままぶら下げるため、パッケージが丸見えなってしまいます。
しかも向きは逆さま。
ホテルライクなボトルやかわいいボトルを置いて、バスルームにオシャレさを求めている方には向かないかもしれません。
でも、そのような方でも「詰め替えそのまま」が使える方法はあります。
苦肉の策と言われればその通りなのですが、もし5分でも家事の時間を減らしたいと思われるのでしたら、試してみる価値はあると思います。
それでは、パッケージの丸見え対策3選をご紹介しましょう。
好みのパッケージを選ぶ
モノトーンやおしゃれなパッケージのものを選ぶと、悪目立ちしません。
パッケージを裏側にする
表側は商品名や柄が目立つので、裏側にして吊るすと、見た目はやや大人しくなります。
「詰め替えそのまま専用カバー」を使う
詰め替えそのままのシリーズに「詰め替えそのまま 専用 カバー」というのがあり、パックを丸ごと隠すことができます。
「詰替パックの柄を隠したい」という消費者の声をもとに、開発されたのだそう。
このカバーを洗う手間が嫌なので私は使っていませんが、パッケージを隠したい!という方には便利なアイテムでしょう。
存在感が大きい
詰め替えパックをそのままぶら下げるので、そこそこの面積が必要です。
シャンプー、トリートメント、ボディーソープの3つをぶら下げると、一般的なタオルバーはいっぱいになってしまいます。
実際、初めてタオルバーにかけてみた時は、その存在感に「う~ん」とうなってしまいました。
しかしすぐに慣れるもので、今はまったく気になりません。
私にとって詰め替える手間が省けるというメリットが大きいため、存在感は気にならないのだと思います。
詰め替えパック交換のタイミングが難しい
詰め替えパックをぶら下げることにより、ほぼ最後の一滴まで使えるので、交換するタイミングが難しいと感じることがあります。
髪も濡らして、いざシャンプーを出そうとポンプを押したら、「あれ、出ない」ということがありました。
家族が最後まで使い切った後、新しいものに替えてくれなかったり、無くなったことを教えてくれないと、このような事態になってしまいます。
このようなことが何度かあったので、私は「詰め替えそのまま」をもう一つ買い足しました。
シャンプーが無くなる直前に、新しいものを予備のポンプにつけて交換してしまいます。
無くなりそうなシャンプーはポンプから外して最後まで使い、ポンプを水洗いして乾かしておきます。
ポンプを余分に持つことで、水洗い後に十分乾かすことができるので、衛生面でも安心です。
洗って乾かすなら、ボトルでも変わらない気がしますが、ポンプほど場所は取りませんし、乾かすのも短時間で済みます。
まとめ
「詰め替えそのまま」は次のような人におすすめです。
- 少しでも家事の時間を減らしたい
- ボトルに詰め替えるのが面倒
- お風呂掃除を楽にしたい
シャンプーをぶら下げておくだけで、最後まできれいに使い切れるので、節約が好きな方にも喜ばれるアイテムです。
3個セットで買うと少しお得ですが、まずは1個だけ買い、お試しで使ってみるのもおすすめです。
この記事で皆さまの家事の手間が少しでも減ると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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