メルカリで自転車を売る方法。 出品~引き渡し(手渡し)までの手順

お金

メルカリで自転車を売りたい!でもどうやって売るの?発送方法は?

この記事ではメルカリで自転車を売る方法と手順を、実例を交えてお伝えしていきます。

自転車の買い替えなどで、不要になった自転車を処分する機会がありますよね。
そのような時は中古品として売り、新しい自転車の購入資金に充てると節約になります。

この記事では、実際に私がメルカリで三人乗り自転車を売却した体験をもとに、”出品”~”引き渡し”までの手順をお伝えしていきます。※引き渡しの方法は“手渡し”を前提としています。

この記事に書いたステップを踏んで実行していけば、やり方に迷わずに売却することができます。

ぜひトライしてみてください。

配送方法は、送料のかからない”手渡し”がお勧め
 自転車は大型商品なので、梱包・配送には手間と送料がかかります。
 送料を抑えたい場合は”手渡し”がお勧めです。

ただし…
購入者と日時や場所を決める手間や、見知らぬ人と会うというハードルもありますので、ご自身の考えや状況に合った方法を選んでください。
私は、メルカリの自転車の商品ページを見たところ、手渡しで取引している人が結構いたので、”手渡し”で売ることに決めました。
従ってこの記事では、引き渡しに関しては”手渡し”することを前提にご説明していきます。

出品前にやること

メルカリで自転車を売りたい!と思ったら、出品する前に以下の4つを行います。

1.メルカリで売れ行きや価格を調べる。
2.自転車のメンテナンスをする。
3.防犯登録を抹消する。
4.譲渡証明書を作成する。

まず、1の「メルカリで売れ行きや価格を調べる」を先に行います。
そこで出品することを決めたら、2~4については、手を付けやすいものから始めてください。

それでは順番に説明していきます!

メルカリで売れ行きや販売価格を調べる

まず初めに、売ろうとしてる自転車がメルカリでいくらくらいで売れているのかを確認します。
そもそも出品しても売れなさそう、売れても低価格、ということになると、手間の割にリターンが見合わなくなってしまいます。
適正な販売価格を決めるためにも、まずはメルカリで相場を確認しましょう。

自転車のメンテナンスをする

売ることを決めたら、さっそく出品の準備!
まずは、自転車のメンテナンスです。

写真を撮る前に、
・自転車の汚れや錆を落として綺麗にしておく
・空気を入れておく
・故障個所は修理しておく
などメンテナンスをして、良い状態にしておきましょう。

売れる可能性が高くなりますし、購入された方に気持ちよくお渡しすることができます。
また、安全に乗ってもらえる状態にしておくことも大切です。

防犯登録を抹消する

続いて、自転車の防犯登録を抹消しておきます。

防犯登録とは…

法律により「自転車を利用するものは、その利用する自転車について国家公安委員会の規定で定めるところにより都道府県公安委員会が指定する者の行う防犯登録を受けなければならない」と義務化されています。罰則の規定等はありませんが、盗難時の対応等にも必要となる情報であるため、必ず防犯登録をしていただくようお願いします。
自転車が新車、中古車に関わらず防犯登録の対象となります。

                         一般社団法人 東京都自転車商防犯協力会 より引用

つまり、次に使う人が防犯登録するために、先にあなたの防犯登録を抹消しておきましょう、ということになります。

抹消せずに売ってしまうと、買った人が防犯登録上他人の自転車を乗っている状態になってしまいます。盗難車に乗っていると思われてしまう可能性がありますので、必ず抹消しておきましょう。

「自分の自転車が防犯登録されているか分からない…」
という方は、自転車にステッカーが貼られているか見てみてください。
防犯登録がされていれば、ステッカーが貼られているはずです。

抹消の手続きは、防犯登録をした都道府県で行います。
都道府県によって手続きが異なりますので、防犯登録をした都道府県の自転車防犯協会のホームページでご確認ください。

なお、現在住んでいるところから離れた場所で防犯登録をしている場合でも、郵送などで手続きすることは可能です。
こちらも都道府県によって対応が異なるようなので、確認してみてください。

譲渡証明書を用意する

防犯登録の抹消と並行して、「譲渡証明書」を作成します。
「譲渡証明書」は、自転車を譲り受けた人が防犯登録をする際に必要になります。
自転車が売れたら購入者へ渡すことになりますので、あらかじめ作成しておきましょう。

決まった様式はありません。
インターネットでフォーマットを検索し、印刷・記入しておきましょう。
東京都自転車商防犯協会の様式もご参考ください。

なお、譲渡証明書には個人情報を記入し、購入者に渡すことになります。
不安がある場合は、フリマサイト以外に、買取業者に依頼するなど別の手段も視野に入れてみてください。
メルカリを利用する場合は、安心して取引できる方に購入してもらえるよう、慎重に、そして誠実に対応していきましょう。

メルカリへ出品する

ここまで準備ができたら、メルカリへ出品です!
出品に関して行うことは、以下の2つです。

1.写真を撮る
2.商品説明を書く

写真を撮る

商品ページに載せる写真を撮っていきます。
自転車は大きくてパーツも多めなので、ポイントを絞って撮影します。

・車体全体が分かる写真
・車体の前後
・前かご
・子供載せシート
・ギア
・サドル
・傷や不具合がある場合はその部分(はっきり分かるように撮ります)

自転車の状態が分かるように、撮影しましょう。

商品説明を書く

続いて、商品説明を書いていきます。
購入者にスペックが分かるように分かりやすく詳細に、また、後々のトラブルを防ぐためにも正直に書きましょう。
具体的には、以下のポイントに沿って記載すると良いと思います。

  • メーカー、商品名、型番、サイズ、色
  • 状態や使用状況
    (例)〇〇年に新品で購入
    毎日の保育園の送迎や近所での買い物に使用
    屋根付き車庫に保管
    〇年前にサドルを交換
  • 傷や汚れの箇所、程度
  • 付属品
    (例)子供載せシート、鍵〇本、取扱説明書、カバー
  • 防犯登録が抹消済みであること
    (出品前に抹消してある場合)
  • 譲渡証明書を用意してあること
  • 引き渡しの方法
    “手渡し”にしたい場合、商品説明の記載には少し注意が必要です。
    なぜなら、「商品の手渡しを強要すること」はメルカリで禁止されている行為になるからです。(お互いに合意している場合は問題ありません。)
    私の場合は、「手渡し希望です。〇〇区内、もしくは△△区・□□区で〇〇区に隣接するエリア」のように記載しました。
    ————————————————————————————
    具体的な引き渡し場所も考えておこう
    ◆自分も相手も徒歩・自転車の場合
     身動きが取りやすいので、駅前や店の前、公園など分かりやすい場所
    ◆車の場合
     店の駐車場やコインパーキングなど(迷惑にならない場所で)

    なお、防犯上、人目がある場所、時間帯を選んだ方が安心です。
    私の場合は夜でしたので、家族と一緒に行きました。

購入された後の対応

ここからは、購入された後の対応についてお伝えします。
購入された後にやることは、以下の2つです。

1.引き渡しの方法や日時を決める
2.引き渡しを行う

引き渡しの方法や日時を決める

購入していただけたら、その後は引き渡しの方法や場所、日時について、購入者と相談して決めていきます。

購入者とのやり取りは、メルカリ取引画面のコメント欄が良いと思います。
理由は下記の2つです。

1.取引画面のコメント欄は購入者以外の人は見れない。
2.万が一トラブルになった場合、電話やLINEなどでやり取りしていると、メルカリ側で確認ができず、対応してもらえなくなるリスクがある。

引き渡しに関する詳細が決まったら、あとはその日を待つのみ!

引き渡しを行う

いよいよ最後のステップです。

購入者と決めた日時に、指定の場所へ自転車を運び、受け渡しを行います。

その際、その場で”目視”や”試乗”で、自転車の状態を確認してもらいましょう

確認をしないまま購入者が持ち帰った後に不具合が見つかった場合、その不具合が、”受け渡し前からあった”ものなのか、”渡した後に発生した”ものなのかが分からなくなってしまいます。

必ず引き渡しの場で確認してもらいましょう。
同時に、その場でメルカリの受取評価をしてもらえると確実です。
メルカリでの発送通知~購入者評価までを行い、取引完了することを忘れずに

(実例)私が実際に行った購入後~引き渡しまでの流れ

まず、メルカリのコメント欄で相手の方に以下を確認しました。
 ①引き取りに来られる際の手段(車/電車/徒歩)
 ②都合の良い日時(平日/休日、昼間/夜)
 ③こちらの都合の良い日時

お相手の方は、車で平日の夜に取りに来られるとのことでしたので、自宅近くの大型子供用品店の駐車場を指定しました。
(夜まで開いている、平日は空いているため試乗できるスペースがある、ちょうど子供服を買う予定があった、などの理由によります。)

日時については、私の方は自転車に乗って現地へ行く必要があったため、天気予報を見て雨が降らなさそうな日を選びました。
※私の場合は車で自転車を運ぶことができず、現地まで少し距離もあったため、自転車に乗って引き渡し場所まで行くことにしました。そのことについては、購入された方の了解を事前に得ておきました。

引き渡し当日、現地までは、自転車に傷がつかないよう、慎重に乗っていきました。
現地では目視と試乗で状態を確認してもらい、付属品も説明しながらお渡ししました。
自転車のメンテナンスはできる限りやっておいたので、「思ってた以上に綺麗ですね~」と言っていただけて嬉しかったです。
そして、その場で受取評価もお願いしてみたところ、快くポチッとして下さいました。

まとめ

以上、不要になった自転車をメルカリで売る方法をお伝えしました。

面倒だなあ…と思う気持ちはよ~く分かりますが、一歩ずつステップを踏んでやってみると意外とできてしまいますし、売れた後の増えた残高を見ると嬉しくなります。

まずはメルカリを開き、売りたい自転車がいくらで売れているのか、見てみてはいかがでしょうか。

なお、もっと簡単に手間なく処分したい場合は、メルカリではなく、買取業者に依頼するという選択肢もあります。

この記事が、メルカリで売りたいけど手順が分からずに困っている方のお役に立てましたら幸いです。

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